堅実派のための高金利な銀行口座を簡単に比較・検索

普通預金1.00%維持、1年定期1.50%・変動10年1.87%へ【預金ナビ通信 2026年8月号】

8月7日時点の預金金利は、普通預金の首位が年1.00%で据え置かれる一方、1年定期は年1.50%へ上昇し、個人向け国債変動10年も年1.87%まで伸びました。6月の日銀追加利上げを受けた金利改定が広がり、上位ランキングにも新顔が相次いでいます。

日銀は7月31日の会合で政策金利を1.0%程度に据え置きましたが、1.25%への追加利上げを主張する反対票も出ました。金利上昇が続く局面で、条件や預入上限、資金を動かせない期間まで含めて今月の選択肢を確認します。それでは具体的に見ていきましょう!

普通預金は1.00%維持、4位タイが3行

順位 銀行名 利率 備考
1位 あおぞら銀行 BANK支店 年1.00% 100万円以下。100万円超は年0.65%
2位 東京スター銀行 年0.90%(前月:年0.80%) 給与・年金受取口座に指定
3位 島根銀行 スマートフォン支店 年0.80%(前月:年0.70%) しまホ!普通預金。条件なし
4位タイ Habitto(GMOあおぞらネット銀行 ハビト支店) 年0.70% 100万円以下。100万円超は年0.40%
4位タイ UI銀行 年0.70%(前月:年0.50%) 給与振込口座に指定
4位タイ ローソン銀行 年0.70% 普通預金。条件なし

普通預金は、あおぞら銀行BANK支店が100万円以下の部分で年1.00%を維持し、引き続き首位です。100万円を1年間置いた場合の利息は、税引前で1万円、税引後で約7,969円。100万円を超える部分は年0.65%になるため、預ける金額によって実質的な利回りが変わります。

2位以下は金利改定が相次ぎました。東京スター銀行は、給与・年金受取時の金利を年0.80%から年0.90%へ、条件なしの基本金利を年0.30%から年0.40%へ引き上げました。島根銀行スマートフォン支店の「しまホ!普通預金」は年0.70%から年0.80%へ上昇。4位タイには年0.70%でHabitto、UI銀行、ローソン銀行の3行が並びます。UI銀行は前月の年0.50%から上昇し、ローソン銀行は今回からランキング対象に加わりました。Habittoは100万円超の部分も年0.30%から年0.40%へ上がっています。

表の外でも、MATSUI Bankは松井証券との連携と給与受取で年0.62%、auじぶん銀行は証券・au PAY・au PAY カードの連携で最大年0.61%、ソニー銀行は給与・年金受取と月中平均残高などの条件達成で最大年0.60%です。高い金利ほど複数条件が付く場合があるため、普段使うサービスと無理なく組み合わせられるかを確認しましょう。

メガバンク3行は8月3日に普通預金を年0.40%へ引き上げ、ゆうちょ銀行も8月10日に通常貯金を年0.30%から年0.40%へ改定する予定です。また、住信SBIネット銀行は8月3日に「ドコモSMTBネット銀行」へ行名を変更しました。本記事では新しい銀行名で表記します。

他の銀行も含めた最新情報を詳しく見ていきたい方は、預金ナビが提供する「オススメ普通預金口座シミュレーター」がオススメです。自分が許容できる条件を入力すると自分に最適な銀行が分かるので、是非試してみてください。

オススメ普通預金口座シミュレーターを開く

1年定期は1.50%へ、首位が交代

順位 銀行名 利率 備考
1位 UI銀行 年1.50%(前月:最大年1.05%) 1円以上。2026年9月30日まで
2位 香川銀行 セルフうどん支店 年1.40% 10万円以上100万円まで
3位 東京スター銀行 年1.35%(前月:年1.30%) スターワン円定期預金プラス
4位タイ auじぶん銀行 年1.30% 円定期預金。条件なし
4位タイ 大光銀行 えちご大花火支店 年1.30% 1万円以上100万円まで
4位タイ 大和ネクスト銀行 年1.30%(前月:年1.20%) 大和証券の口座から申込。10万円以上
4位タイ 愛媛銀行 四国八十八カ所支店 年1.30% 100万円以上300万円以内

1年定期は、UI銀行が最大年1.05%から年1.50%へ引き上げて首位になりました。1円以上から預けられますが、2026年9月30日までのキャンペーン金利です。100万円を年1.50%で1年間預けた場合、利息は税引前で1万5,000円、税引後で約1万1,953円となります。

2位は今回から調査対象に加わった香川銀行セルフうどん支店の年1.40%です。「超金利トッピング定期預金」が対象で、預入額は10万円以上100万円まで。3位の東京スター銀行は年1.30%から年1.35%へ上昇しました。首位との差は100万円あたり税引前で年間1,500円なので、口座開設の手間や上限額も含めて比較したいところです。

4位タイの年1.30%には、auじぶん銀行、大光銀行えちご大花火支店、大和ネクスト銀行、愛媛銀行四国八十八カ所支店の4行が並びます。auじぶん銀行と大光銀行は前月と同じで、大和ネクスト銀行は年1.20%から上昇。愛媛銀行は今回から調査対象に加わりました。大光銀行は100万円まで、愛媛銀行の年1.30%は100万円以上300万円以内など、同じ金利でも預入条件が異なります。表の次にはPayPay銀行の年1.255%が続きます。

大手行でも底上げが進み、三井住友銀行は8月3日に1年定期の店頭金利を年0.40%から年0.50%へ引き上げました。上位行との差はまだ大きいものの、身近な銀行の金利も動いています。キャンペーンの終了日や満期後の自動継続金利を確認し、1年間使わないと決められる資金だけを預けましょう。

より詳細な比較や最新情報を見たい方は、預金ナビの提供する「高金利な定期預金口座シミュレーター」でチェックできます。預け入れる金額を入れると自分がもらえる金利の金額で分かって便利なので、是非ご活用ください。

高金利な定期預金口座シミュレーターを開く

変動10年は1.87%、前月比0.07ポイント上昇

8月6日に募集が始まった個人向け国債変動10年・第197回債の初回利率は年1.87%です。前月の第196回債は年1.80%だったため、0.07ポイント上昇しました。100万円に年1.87%の利率が1年間適用されたと仮定すると、利息は税引前で1万8,700円、税引後で約1万4,901円です。募集期間は8月31日までとなっています。

今回の初回利率は、基準金利の年2.83%に0.66を掛けて算出されています。日銀は7月31日に政策金利を1.0%程度で据え置きましたが、9人の政策委員のうち1人は1.25%への引き上げを提案しました。国債金利は市場で決まるため単純な因果関係ではありませんが、6月の追加利上げ後も残る先高観や長期金利の上昇が、変動10年の利率を押し上げた可能性があります。

変動10年は半年ごとに利率が見直されるため、年1.87%が10年間固定される商品ではありません。また、発行から1年間は原則として中途換金できず、その後に換金する場合も直前2回分の利子相当額が差し引かれます。定期預金より長く置ける資金かどうかを確認して選びましょう。

最新の金利推移をグラフで見たい方は、以下のリンクよりどうぞ。

個人向け国債変動10年の利率の推移を詳しく見る

まとめ

8月7日時点では、普通預金の首位は年1.00%を維持し、1年定期は年1.50%、個人向け国債変動10年は年1.87%へ上昇しました。政策金利は据え置かれたものの、預金金利と国債金利の上昇は続いています。

日々の生活費や緊急予備資金は引き出しやすい普通預金へ、1年間使わないお金は定期預金へ、さらに長く置けるお金は変動10年へと、使う時期で分けるのが基本です。表示金利だけでなく、優遇条件、預入上限、キャンペーン終了日まで確認しましょう。

金利上昇局面では、急いで全額を長期商品へ固定せず、満期を分けたり一部を普通預金に残したりすると、今後さらに金利が上がった場合にも対応しやすくなります。ご家庭の予定に合わせて、無理なく管理できる預け先を選んでください。

他の記事も見てみませんか?